アーリーバード ゴルフクラブの経営理念
地域社会、日本、ひいては世界の
スポーツ文化発展のために努めよう

この地にゴルフ練習場開発を手掛けるにあたり掲げられた開発の理念は、
年中無休で早朝割引ゴルフが出来る環境をこの地に提供し、イキイキ健康早朝ゴルフにより
地域の皆様が集える倶楽部ライフを創造しようとするものでした。
「アーリーバード」という英語では早朝割引を意味する言葉を用い、練習場であるにも拘わらずあえて「ゴルフクラブ」と
称した事業所のネーミングとキャラクターデザインには、その理念が表現されております。・・・・・

そしてアーリーバードはこの地から日本へ世界へ羽ばたいて行きます。

  • 天災

    2006年5月20日。その日は5月とも思われない暑い日だった。関東のほとんどの地域が30度を記録する中、アーリーバードゴルフクラブの鉄塔12本のほとんどがひしゃげ、あるものは倒れた。最大風速28メートル雨量50ミリという、予想も出来ない暴風雨が局地的にアーリーバードに襲いかかったのだ。
    その日の事をアーリーバードの代表である吉田(株式会社 吉源 代表取締役社長 吉田実立)は、当時のホームページにこう書いている。

    「平成18年5月20日土曜日、15時35分、それは突然の出来事だった。週明けに初めての中間試験を控えた長男に英語を教えていた時だった。
    『社長、大変なことが起きました。』『どうした?』あとはもう頭の中は真っ白、土砂降りの雨と風の中を駆け抜けて、いつもならそろそろ見えるはずのタワーが見えない。ほんとかよ!マジで!私を待ち受けていたのは、まるで爆撃にでもあったように変わり果てた会社の姿だった。」と。

  • ファミリー

    災害の翌日には吉田は再建計画を立て、オープンは7か月以内の年内を決定していたという。
    その決断の早さが再開の早さに繋がった事は間違いない。しかしその計画を実現させる為には、実に多くの人々の協力が不可欠だった。
    この危機を乗り越える為に、災害以前は60人までいた従業員は一時10人足らずまで縮小された。残ったものにも、去ったものにも厳しい日々だった。しかし、再開の日、ほとんどのスタッフがアーリーバードに戻ってきた。
    いったん再就職を果たした先の職を辞してまで戻ってきたのだ。

  • この地から世界へ

    アーリーバードが被害にあった当時、吉田はJGC日本ジュニアゴルファー育成協議会理事・環境整備委員会委員長、全日本ゴルフ練習場連盟ジュニア委員会委員長を兼任しており多忙を極めていた。
    旭通信(現 アサツーDK)でスポーツマネージメント、スポーツイベントなどを担当し、日本オリンピック委員会の企画専門委員を務めた経験をもつ吉田は、広く子供たちがゴルフを楽しめる為の環境を整える為に奔走していたのだ。

    「ゴーゴル」平成20年1月10日号には「ゴルフを通してライフスキルを備えた子供の育成を目的とする『ジュニアステップアッププログラム』。…吉田氏は、日本で唯一の公式ジュニア 検定制度であるこのプログラムの発案者でもある。」と吉田を紹介している。
    「ジュニアステップアッププログラム」の運用と普及の為に活動する中、本体であるアーリーバードが災害に遭い、吉田はこれらの公務を退かなくてはならなくなった。

    しかし、このことは吉田に逆転の発想をもたらす。
    中央からジュニアの育成制度を変革する事も大きな役割だが、自分の足下からこの地から着実な活動を重ねて行く事でこのシステムを広げて行く事も重要だ、と。
    もともと、吉田が平成15年に社長に就任する時に掲げた理念は「ゴルフを通して地域社会、日本ひいては世界のスポーツ文化発展のために努めよう」というものだった。
    事実、災害後吉田は近隣のゴルフクラブに働きかけバッチテストをクリアしたジュニアを受け入れてくれるゴルフクラブのネットワークを構築している。
    アーリーバードは今この地から世界に向かって羽ばたこうとしているのだ。

  • 子供たちにゴルフを通じて生きる力を

    アーリーバードが目指すジュニアの育成とは、トッププロの養成だけではない。もちろん、トッププロを養成するスクールも持っている。
    しかし、アーリーバードが目指すのはトッププロのサイドストーリーとしてアーリーバードが語られる事ではなく、アーリーバードでゴルフを楽しんだ子供たちが力強く社会の中で生きて行く事なのだ。

    地域に目を戻すと、出会いはいくつもあった。
    居場所の無い子供たち、遊び場を奪われた子供たち、ゴルフに全く縁がなくクラブを握った事さえ無い子供たちがそこには存在していた。

    今年、アーリーバードは子供たちが自由に遊べる1400坪の総天然芝の多目的広場を敷地内に設置した。
    地域の小学校と産学協同でゴルフを楽しめるプログラムにも取り組んでいる。

    ゴルフは特定の恵まれた人のものと思われがちだが、それは違うと吉田は言う。
    本来ゴルフというスポーツは、自然を大切にし、ルールを知り、エチケットとマナーを重んじるものなだと。
    そしてそこには子供たちが社会の中で生きて行くヒントが沢山盛り込まれていると。

  • ゴルフの楽園

    アーリーバードの合い言葉は「We are good golfers.」だ。ゴルフの技術のみを見つめるものを人はgood golferとは、呼ばない。
    自然を大切にし、人を尊重し、ルールとエチケットを守るものがgood golferと呼ばれるのだ。
    そして、good golfersの広がりこそが、本当の意味でのゴルフの普及なのだろう。

    アーリーバードがありたいと願うのは「ゴルフの楽園」だ。安心安全を最優先に、ジュニアからシニアまで、男性も女性も、運動経験や体力のあるなし、ゴルフが上手い下手に関わらず、お互いを尊重しあってゴルフを楽しむそんな「楽園」でありたいのだ。
    Good golfersの「ゴルフの楽園」がリアルになった時、私たちは何羽ものアーリーバードたちが世界に羽ばたく姿を見る事が出来るに違いない。

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